韓国からのお客様

韓国から髙橋家にお客さんがありました!

韓国の生協「ハンサリム高揚・坡州コープ」の理事の皆様です。

明倫堂プロジェクトの髙橋会長も携わっている新庄の生産者グループ<ネットワーク農縁>。その取組である「大豆トラスト」「水田トラスト」に興味をもち、視察においで下さいました。

 

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迎えるのは<農縁>のリーダー髙橋保広さん。

同じく<農縁>の重鎮・佐藤あい子さん。

そして明倫堂プロジェクトの髙橋広一会長。(保広さんは髙橋会長のお父さんです)

 

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遺伝子組み換えや、生産者と消費者のつながりといったテーマで熱い意見交換が行われました。

韓国も日本同様、農業者の少子高齢や若者の米離れにより、離農、後継者不足などの深刻な問題が進行しているようです。

しかし韓国の生協では組合員の協力意識が高く、出資金・協力金を出して困っている契約農家の活動を支援しているのだとか(ちなみに、韓国の生協で扱っている野菜は100%有機栽培なのだそうです)。

そんな韓国コープの皆さんが、<農縁>の「トラスト運動」に興味を持ちました。

農縁のトラスト運動とは、遺伝子組み換えに反対する新庄・最上の生産者と都市部の消費者による取組です。

生産された作物を「買う」のではなく、農地に出資金を出し、消費者自らも現地で作業を体験し、収量の多い少ないに関係なく収穫した作物や加工品を手にする、という制度です。

欧米を中心に拡がっている「CSA」に似ているかもしれません。

韓国コープでも、組合員が生産者を支える取組は行われていますが、それは生協という組織があってのこと。

「生協のような大きな組織ではないのに、トラスト運動はどういう仕組みで成功しているのか」
それが今回、わざわざ韓国からおいでいただいた皆さんが知りたいことのようでした。

 

そのほかにも、

 

食の安全のこと。

これからの農業のこと。

 

熱い議論が交わされました。

もちろん通訳さんを介してですが、ふと、別々の言語を使っていることを忘れてしまうくらいに意気投合し、農業への思いを共有できました。

 

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髙橋会長が作るお米‘さわのはな’についても、大変興味を持っていただきました。

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ぜひ、またお会いできることを願っています。

【ハンサリム】
http://jpn.hansalim.or.kr/

【한살림】
http://goyang.hansalim.or.kr/

【ネットワーク農縁】
http://nouen.wp.xdomain.jp/

【大豆畑トラスト】
http://daizubatake.sakura.ne.jp/

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