明倫堂プロジェクトとは

由緒ある藩校「明倫堂」

かつて新庄市は、戸沢氏を当主として栄えた新庄藩の城下町でした。
その新庄藩で、武士の子弟が学んだところが「明倫堂」です。
現在でも、由緒あるこの町の歴史を古文書から学ぶ会として、その名は引き継がれています。

農家の学び舎「明倫堂プロジェクト」

今、農家の平均年齢が66歳。
そんな中、明倫堂プロジェクトの農家は全員20~40代の若手です。
これからの農業を担っていく地域の若手農家が、自ら進んで活動し、学びを得ていくことをテーマとしています。
自身の経営のことはもちろん、これから地域農業が抱える様々な課題に、「このままではいけない」という思いで集まっています。

農業で人と人とがつながっていくこと

もともと農とは食べ物を作ること。
土や水や太陽からの恵みを頂くことです。
農業は、農家という特定の人たちにのみ与えられた仕事ではなく、すべての人たちに楽しむことが与えられた権利です。 土にまみれて体を動かすと、この上ない充足感に包まれます。
人の頭だけでは考えつくことの出来ない何かが、農を通して人と人とをつないでいきます。
農家としての学びをテーマとしている明倫堂プロジェクトですが、生産者と消費者とが農を通じてつながっていくことも大切にしています。

農業は人と人とをつなげる

明倫堂プロジェクトは、山形県新庄市の若手農家が中心となって活動しているグループです。
地域の農家の皆さんに、「自分たちのやっている農業はこんなにもすばらしいものなんだ」ということに気付いてほしい、という会長の思いからこの取組ははじまりました。

市場では「顔が見える生産者」とよく言われていますが、生産現場では「顔が見える消費者」の存在も必要です。
食べる人からの声を聞き、食べる人の顔を想い浮かべながら作る。
それでこそ農業はやりがいのあるものであり、さらに良いものを作ろうという意欲が湧くのです。

農家も、
農家でない人も、
大人も子どもも、
農業は楽しく、充実したものであるということを、皆で分かち合いたい。

明倫堂プロジェクトでは、いろいろな人たちとのつながりを大事にしながら、農業に関わる様々な活動をしています。

たくさんの方々のご参加をお待ちしております。

メンバー紹介

新庄市明倫堂プロジェクト
メンバー一同